金属の中でも、錆びないことで知られるステンレスですが、それはさまざまな種類に加工され、日常生活で多く利用されています。流し台のシンク、浴槽、フライパン、鍋、ポット、ワゴン、弁当箱など、特にキッチンまわりに多く使用されていますね。その中でも、磁石がくっつくステンレス製品があるのをご存知ですか?
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ステンレスは、一般的に、とても錆びにくい金属として知られています。
また汚れが落としやすく、お手入れが簡単なので、そんなステンレスの特徴を生かして、身近なところでは、キッチンのシンクにも利用されていますね。
それでは、ステンレスはなぜ錆びにくいのでしょうか?
もともと、ステンレスというのは、鉄にクロムやニッケルなどを加えて作った合金綱です。
クロムを加えることで、その金属の表面に薄い膜をつくり、耐食性が強化され、水などと反応しにくくなるのですね。そのうえ、この膜は、酸素や水さえあればすぐに元通りになるので、錆びが発生するのを防いでくれるという、なんともスグレモノなのです!
だから、毎日使っても、いつもシンクはピカピカ!(お掃除はきちんとしてくださいね(笑))
ちなみに、日本語で「ステン」というのは、「汚れる」とか「錆びる」という意味。「レス」というのは、皆さんご存知のとおり「〜ない」とか「〜しない」とかいう意味です。つまり、『ステンレス』というのは『錆びない』という意味になるんですね!これで納得(。・_・。)
「じゃあ、流し台のシンク、鉄がふくまれているんだったら磁石がくっつくの?」
そんなふうに疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
これは、実際にやってみたらわかるのですけが、残念ながら、流し台には磁石はつかないんですね。
刃物や自動車の部品などに用いられる"400系ステンレス"(鉄にクロムが10.5%以上混ざっているもの)は磁石につきます。しかし"300系ステンレス"(鉄にクロム18%とニッケル8%が混ざっているもの)と呼ばれるものは、磁石につかないのです。
その300系ステンレスが、浴槽や屋根、食器やキッチン周りのものに利用されているのです。
確かに、包丁や鍋を使うたびに、シンクにくっついてしまっては作業がやりにくくて・・・困ってしまいますよね(^^;
また、300系ステンレスの中には、まれに、天板が曲げられていたり、強い力が加えられていたりすることで組織が変化し、磁化されて磁石がくっつく場合もあるそうです。